ランディングページから見抜くネットセミナー講師の真実【チェックポイント4選】

ピンクの無地背景に青のクエスチョンマーク。違和感を感じることに疑問を呈しているイメージ。 AI時代のWebハック

LPで実績や実力を誇張しビジネス立ち上げを行う

オンラインビジネス講師の中には、自身の実績や実力を誇張して見せることで受講生を集める人がいます。実力は確かなものであっても、実績はこれからである場合、足がかりとしてその実績を丁寧にアピールすることは、もちろんあるかもしれません。

しかし、とりわけ初心者をターゲットに誇大広告で誤認を狙い、商材購入へと誘導しているとすれば、どうでしょうか。

ランディングページ(LP)やSNSに表示される写真や文言からは、講師の信頼性や真の実績を判断できる手がかりが隠されています。

以下に、そのような講師を見抜く具体的なチェックポイントをまとめます。

ランディングページやSNSで見抜く:要注意な講師の特徴4選

1. 公民館や市民会館でのイベント開催を信頼の根拠として提示する

会議室や公民館、市民会館などで行われたセミナーの写真や開催実績を強調している場合があります。

一見、公的な場所で行われたため信頼できそうに見えますが、これらの会場はお金を払えば誰でも利用可能です。

チェックポイント

• 会場だけでなく、実際にどのような内容のイベントが行われたか確認する。
公民館利用を過剰にアピールする場合は「公的=信頼性」を装っている可能性があります。

上記の記事では、実績やスキル、事業の透明性について消費者の錯覚を狙って使う、ビジネス講師のありがちなアピール文章のテクニックを、例文付きで解説しています。

2. 集合写真に同じ顔ぶれが多い

ランディングページやSNSに掲載されているセミナー・イベントの集合写真をよく見ると、写っている人物がどれも同じ場合があります。

疑われる問題点として、擬似的な経済圏をつくりコミュニティ内でお金を回しているだけで、外部から稼げていないことを隠している可能性があります。

チェックポイント

• 他のイベントでも同じメンバーが多い場合、実績の幅広さを演出しているだけかもしれません。

• 集合写真やイベント写真の中に、新しい顔ぶれがどれくらいあるかを確認しましょう。

3. セミナー開催時の写真のアングルが不自然

セミナーや講演会の写真が不自然なアングルで撮影されている場合は注意が必要です。本当に多くの参加者がいる場合、全体が見渡せるような写真が使われることが一般的です。アングルが制限されている場合、参加人数を誇張している可能性があります。

チェックポイント

• 部屋の隅や特定の一方向からのみ撮影されている。

• 聴衆の顔が映らないように撮影されている(もしくは映る人数が明らかに少ない)。

4. 「企業研修」「to Bの実績」とアピールするが証拠が不自然

ランディングページで「企業向け研修実績」や「to B主体の事業」と強調しているものの、具体的な企業名や外部評価が明示されていない。検索しても出てこない。

• 写真を見ると、集合写真に映っているのはコミュニティ内のメンバーや知り合いばかり。

• 企業名が不明瞭、または極端に小規模な企業の名前のみ。

疑われる問題点

実績を借りている:友人や知人の企業やコミュニティ内での活動を「外部実績」として誇張している場合があります。

スキル・実績不足の隠蔽:to C(個人向けサービス)の段階で実力を磨かずにto B(企業向け)を強調している場合、実力が伴っていない可能性があります。

チェックポイント

• 実績として記載されている企業が信頼できるか調査する。• 明確な評価や実績の証拠が公開されているか確認する。

5.AIで作った画像や文章を売りにしているが低品質

高品質なAIコンテンツを作成するには、生成後にディテールを修正するスキルが必要です。これができていない場合、講師のスキルが浅くそういった技術があること自体を知らないか、知っていても技術的にできない、もしくはディテールの重要性に無頓着である可能性があります。

以下の記事では、AIで作った画像やイラストから講師の真のITスキルを見抜くためのチェックポイントを解説しています。

こうした兆候に注意が必要な理由

これらの特徴は、自分のスキルや実績が十分でない講師が、表面的な演出で信頼性を装うための手段としてよく使われます。特に初心者は、ランディングページの華やかさや「大人数でのセミナー」「企業向け研修実績」といった言葉に惑わされがちです。しかし、これらのポイントをチェックすることで、誇大広告の講師を見抜ける可能性が高まります。

信頼できる講師を選ぶためのポイント

1. 実績を裏付ける具体的な証拠を求める

• 提示された実績が公正な評価を受けているか、企業や個人の信頼できる評価があるか確認しましょう。

2. 講師自身のアウトプットを評価する

• 講師の提供するコンテンツやアウトプット(AIイラスト、文章、セミナー内容など)を具体的に見て、クオリティを判断してください。

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